前回までのあらすじ
ドラえもんの第8巻” ぼく、マリちゃんだよ”に登場するバトンのような秘密道具。
バトンのようなバーの両端を持った者同士が入れ替わってしまうという恐ろしいツールなのだ。デブでさえない男、神田光男はアルバイト先の上司である今里英美香と入れ替わりを試みる!
高圧的でプライドの高い英美香はマンマとバーの端を握り意識を失う、彼女の魅力的なボディに今、神田光男が入り込んでいくのだった・・・。
僕は会議室の床に横たわっていた・・・頬にタイルカーペットの感触がある。 ゆっくりとぼやけた視界が明るくなり始める・・・そこには予想通り僕の慌てふためく姿があった。 -前編-
「こ、これはどういうこと!!?」 小太りのムサ苦しい男が自分の身体を見下ろし目を剥いている。 その一方、僕はゆっくりと立ち上がる。 脚に装着されたパンティストッキングは心地よい締めつけで脚同士が擦れ合うのも新鮮だ。 今までの毛むくじゃらの短足からスラリと伸びた毛ひとつない脚に変化している。 パンティストッキングを履いているにもかかわらずミニのタイトスカートのスースー感も新鮮だ。 立ち上がったと同時にシャンプーのいい匂いが香る、男の時より明らかに長くなった髪から異性のフレグランスが立ち上っており思わず大きくクンクンしてしまいそうだ。 それに連動するように上下する胸はスーツを突き上げ豊かな膨らみを主張していた。 「あっあぁ・・ホントに入れ替わってる・・・。」 「ちょっとこれはどういうこと!!返しなさいよ私の身体!!」 「あぁぁ・・オッパイが・・。」
「なに私のウットリしてんの?!早く戻しなさい!!」 周囲を見渡す神田光男(英美香)。 「これで戻れるのよね!?」 にや~っと不快な笑顔の僕に追いすがるように理由を尋ねる! 「どうして!?ねぇどうしてなの!!」 「はぁ・・・。」うっとりと酔うように僕は吐息を上げた。 さっきまではオフィスの端の汚いデスクだったのに今は皆を見渡す管理職のワイドサイズのデスクに腰をおろしている、椅子の質感もずいぶんと良いみたいだ。 「おぉこれが女の感覚か!!」 何気なく組んだ脚からは今までにない感覚が送り込まれてくる。 ”あの短足が今はこんな脚線美に!!。” そして以前の男の勃起とは違う女性特有のアソコが愛液にみるみる満たされていく感覚を僕はウットリと味わっていた。 ”た、たまらない・・・!!。しかも今里恵美香としてこんなことになってるなんて・・” 僕の興奮をよそに以前の僕のデスクには入れ替わった恵美香が意気消沈していた・・・呆然と何も出来ずタダたたずんでいた・・・。
|
|
-あとがき- 今年の夏にトッカエバーの続編を読みたいとご意見を頂きました。 割と続編が描きやすいこの作品、実は当初ほとんど進みませんでした。 なんとか差別化を図ろうと考えていくうちに時間が経ってしまったというのが本当のトコです。 文章は全て完成してますのでこれから後半のイラストにということになります、またちょっとお待ちくださいませ。
お世話になってる”ふぇってぃはうす”さんの作品です!! |