ちょっとしたいたずら心で恭子と入れ替ってもらった でもそれは彼女の策略だった・・彼女は人格交換機を壊してたのだ、ワザと。
僕は彼女の身体に魂を固定されレース場から連れ出されてしまうのだった。
カチャ・・ドアが空き中に入る、僕のマンションだ。
『ふぅ、長かったな今日は』
口から出た声は元の僕の・・つまり男の声だ、元に戻れたのだ・・・ホントに地獄の数時間だった。
『さぁ・・目を開けて・・。』『ん・・んん・・あっ!』戻れてる!目の前には恭子が僕がイヤイヤ着たエッチな服装で立ってる。
レース場を出てから入ったカラオケBOXに僕達はいた。
ヨロけながら立つ僕・・・
『どういうことだ?別の人格交換機を用意してるなんて。』
『それは聞かない約束よね!』 『・・・・。』
自分のマンション着いた僕はそんなに吸わないたばこに火をつけ今日のことを振り返ってた。
浅はかだった、女の子になってみたいなんて・・・。
男を楽しませすぎるあの身体・・痛いほどの視線、そしてレースクイーンの時の自分に群がる男達の顔、みんな凄い体験だった・・。
もう、忘れよう・・・。
たばこを消しウトウトしかけてた、その時、携帯の呼び出し音がやかましく鳴り響く。
『ハッ!?・・もしもし?』『あぁ、寝てた?これちゃんと持っててくれたんだ。』
僕の手にはカラオケBOXで連絡用に渡された携帯があった。
『ああ・・何の用だ・・』『フフ、随分他人行儀ね。さっきまでお互いの身体を取り替えてたのに・・さみしいわぁ。』
彼女の言い方に苛立つ。
『何の用だ!!』『私、やっぱり変わりたいなぁ・・。』『なっ!??』
彼女から渡された携帯は僕の耳にいきなり吸い付き・・『フフフ・・・。』
『なっなんだこの携帯!?耳が離れない!?』
そして・・・なにかに吸い込まれるように意識が?!
『ん・・んん。』ちょっと頭が痛い・・・この部屋は!?・・床に携帯が転がってるそこから僕の声がしてる。
『もしもし?』はっ!自分の声が恭子の声に・・
『はぁ・・いいわぁ、男の身体って。』『ど、どういうこ・・はぁ・・。』僕は・・イヤ、恭子にさせられた僕は物凄い尿意に襲われ知らない女の子の部屋でトイレを探し走る・・
そのまま放置された携帯から『どうかしら・・入れ替わる直前にトイレ思いっきり我慢しててあげたから、楽しんでねぇ~』
あぁ、間に合わない・・トイレの前でファスナーを下げ立つ、『あ、これじゃ!?』 半狂乱になってパンツとパンティーを下ろしトイレにかぶりつくように座る!!
『あっあぁっ』
シャー・・なにもない股間からほとばしる未知の異性の排尿の感触が全身を包む。
あぁ女の子のおしっこって・・
僕は再び閉じ込められた恭子の身体の中でおかしな感覚に飲み込まれていった・・・。
-続く-
あとがき
この作品はナント2004年のモノです(古い・・・)
ホントに初期の作品で今見るとどうなんでしょう~という文章とイラストです・・・。
この頃はイラストも30分程度でパッと描きあげて文章と合わせてあっという間に更新してたと思います。
さすがに当時のままでは耐え切れないので一部修正してます~
サーキットは5話まで確かあったはず・・・また更新いたします。