こないだの”強制アイドル”のあとがきでチラッと書いてた数年ぶりの新作が完成しました。
ちょっと長くなったので前編と後編に分かれてます、今回は前編のみ公開させて頂きます。
以前と違ってスキャナーやノートパソコンがあったりとダイブ作業がしやすく楽しく描くことができました・・・・ただスタバでこんな変態小説を書くのもどうなんでしょうか??
ではひまつぶしにどうぞ!
私がセットした監視カメラのモニターの調子は上々でした・・・映しだされた画面には浩紀くんがTVを見ている様子が映し出されています。
「うゎホントに映ってる!!浩紀やっぱりかっこいい~小春、ありがとねぇ」
私の横でレナは興奮を隠せないでいる。モデルを思わせる高身長で透き通るように白い肌、長く豊かな髪・・・整った顔立ち、長いまつげにツブラでいて切れ長の目、女性であれば憧れずにはいられない容姿の悪友は喜びハシャいでいました。
「レナ、ホントにやるの??」「今さら何言ってんのよ!なんのためにここまで準備したと思ってんの??」
モニターに映った浩紀くんは何も知らずTVを見続けていました・・・これからどうなるのかなんて・・。
勉強ばかりしてきたせいかメガネが手放せない、特に美人でもない・・そんなさえない私の職場は一見ごく普通の街工場です。
ですが個人の工場ばかり密集したこの街で社員数十人の工場は汚いながらも立派な規模と言えます。
私はこの工場で”入れ替わり装置”の研究開発班の主要研究員として働いています、社長が社運をかけて秘密裏に進めてきた計画の重要な役目を担っているわけなんです。
悪友レナになんとなくそのことを喋ってしまったことはすっかり忘れていました・・・あの日彼女の部屋に行くまで。
「レナ、なにこれ・・・。」「なにって浩紀よ、知ってるでしょ!?」「知ってるけどこれ・・・」
レナの部屋の壁には浩紀くんの写真が貼りめぐらされていました。
浩紀くんとは同じ大学でゼミも同じでした・・・背も高く甘いマスクで一流企業に入社、非の打ち所がない同級生です。
そして彼はこの小悪魔のようなレナが唯一落とせなかった男の子でもありました。
「あなたなに考えてるのよ!ちょっと異常だよ。男性には苦労してないんでしょ??」「そうだけどなにか物足りないのよね・・・浩紀に比べてぇ。見てよ、この美しい顔立ち・・・」
少し上気しながら壁の写真に手をかざすレナ、彼女が浩紀くんを忘れていないのは知っていました、でもココマデ執着していたなんて・・・。
レナは意を決したように囁きます。「小春こないだ言ってたわよね、入れ替わりの機械の開発について。・・・あれ完成したって。」「エッ・・そんな事言ったっけ・・確かに完成はしたけど。」
「・・・小春。・・・私浩紀になりたい」「!?」「お願い!浩紀と入れ替わりたい、お願い!!」
こんな表情のレナ初めて見ました。
大学時代から想い続けた浩紀くん・・・想い続け考え続けていた時私から聞いた”入れ替え”の話、それがレナを歪め遂には彼に成りたいという欲望に繋がってしまった。
しかもその強烈な想いとは裏腹にレナの計画は用意周到なものでした、それを聞いていくうち私も彼女の黒い闇のようなものに染み入っていくようです。
理性やモラルでは拒んでいても研究者として、そして女としての”欲”がフツフツと湧き出てきて止めることができません・・・
偶然浩紀くんのマンションに欠陥が見つかり安全を考えて急遽出て行かなければならない事態になったことはレナに運があったということなんでしょうか・・・・このことをキッカケにこの計画は動き出すのです。
急なことで住むところを失った浩紀くんに私は工場の離れにある警備員のための空き部屋を提供すると申し出たのです、もちろんタダで。
同年代にしては高給の彼も喜んで私の申し出を受け次の部屋が見つかるまでの条件で荷物を運び込み始めます、もちろん引越し用のトラックも工場のものを借りてあげました。
「ありがとう!助かるよ小春。」
クラッとするほど爽やかな笑顔、でも数日後にはこの身体にレナが入って浩紀くんが望んでいないにもかかわらず女の子の身体に・・・。
浩紀くんの居る離れと工場の間には社員のための寮が立っています、あまりキレイではないため空き部屋が多いですが・・・その一室、私の部屋のモニターに映った浩紀くんを見て歓喜するレナ、これから私の部屋に泊まりこみです。
彼の身体と入れ替わるスキを逃がすものかという彼女の恐ろしい執念が感じられます・・・。
高画質モニターはTVを消し机に向かい勉強をはじめる彼の姿を相変わらず映し続けてます。部屋の後ろには”入換機”が見えます。
これだけ目立つものです、当然荷物を入れた時当然彼に聞かれました。
「小春、これなんだい??ずいぶん大きな機械だけど・・。」「開発中、とういうかほぼ完成した機械がスペースの都合でちょっと置いてあるの」「なんの機械??」「人と人の入れ替わりが出来る機械よ。」「人と人!!」
2つの人が入れるカプセルが連結されたその機械は稼働を待つかのように私と浩紀くんを見下ろしていました。
「フ~ン、なんか怖い機械だな。」「そう??」
そう言いながら電源を入れ一方のカプセルのシャッターを下ろすボタンを押しました。「これ・・・これ廣瀬未亜じゃないか、アイドルの!!」彼が驚くのもムリはありません現れたのは人気アイドル廣瀬未亜、しかも全裸です。
「もちろん本人じゃないわ。これはそっくりに作ったサンプル用の”被体”よ。」「被体・・・この女の子に成れるってこと??」「そう!そういう需要、結構あるのよ。もちろんこの機械が市場に出る時は権利の関係でアイドルを”被体”にするのは難しいと思うけどね。今だけだよ、成ってみる?」
どうしたんだろ、私は得も言われぬ興奮を覚えていた・・・なんか股間が熱くなってくる、レナに毒されてきたのかな・・・
モニターで彼の勉強する様子を見ながらレナが毒づく。
「男の子だったら裸のアイドルがそこにいたらイタズラしたりするよね。私だったらサッサと入れ替わって異性の快感を味わってみたいけどなぁ~ちゃんと浩紀にやり方教えた??」「大丈夫だよ、入れ替わりも恥ずかしかったけど私がやってみせたよ・・・さすがにカプセルに入る時は全裸じゃなくバスタオル巻いて入ったけどさ。」「フ~ン、ホント浩紀って真面目だよね~。」
それから数日、入換機に目もくれず昼は会社に行き夜は勉強する浩紀くんの姿がモニターには映り続けていました。ちょっと楽しみといえば彼がシャワーをあびるときに全裸になることくらい・・・レナは決まってその時はショーツの中に手を入れアソコをマサぐってました。私は辞めるように言いながらも、Hなシミを股間に作っていました・・・・
こんな停滞したような空気が部屋を支配していました・・・あの日までは。
「小春!”被体”ってすぐ作れる?」「えっ!?まぁ3日もあれば作れるかな・・なんで??」「調べたら浩紀、好きな娘がいるらしいの。その娘そっくりの”被体”作って!!」
私もおかしくなり始めていたのかもしれません、病に侵されたように新たな”被体”をコッソリ残業し造り上げました。好きな娘の”被体”しかも全裸・・・真面目な浩紀くんも我慢出来ないでしょう・・・。
「こんばんは~浩紀くん居る??」「やぁ小春、ありがとうな住まわせてもらって助かるよ。工場の人とか大丈夫なのかな?」「イイのよそんなの。それよりちょっと手伝って!」
私が重そうに運んできた”被体”を受け取る彼、この被体をアイドル廣瀬未亜の”被体”との取替えます、こんな作業も快く手伝ってくれる、ホントに良いヒトです。
「これで良し!ちょっとアイドルの”被体”工場に戻さなくちゃならなくなってね、置き場所の都合もあるんで別の”被体”入れさせてもらうからね!」「う、うん。」カプセルにセットされた”被体”の全身を覆っていたカバーを外します。その時浩紀くんのゴクリという息を呑む音が聞こえた気がしました・・・
「小春、この娘は・・・。」「新しい”被体”だけどウチのオリジナルだよ。誰かに似てる??」「いや・・・可愛い娘だね・・」上ずった声と表情は明らかにアイドルの”被体”の時とは違っていました。当然です、オリジナルだなんてとんでもない。レナが調べてきた浩紀くんの好きな同僚、村上茜さんです。
彼女をそっくりコピーした”被体”なんです。
行ける・・・浩紀くんの表情からはこの”被体”への興味がにじみ出ています。「・・・浩紀くん、入換機の操作説明もう一回しとこうか。」
「どうだった浩紀の反応!!」「使い方も再度説明しておいたし元に戻る操作法もバッチリ伝えといたわ、行けるわね。」
レナは大きな瞳をマスマス大きくして期待に胸をふくらませています。私の確信は現実のものになりつつありました、モニターに映る浩紀くんの様子がいつもと全く違っていたのです。
「見て小春!」画面の中の彼は入換機のカプセルのシャッターを下ろし村上茜さんの”被体”を見つめていました。モニターを切り替えると明らかに股間が大きく膨らみ穏やかな男の子からオスへと変貌していたのです、表情もいつもの彼ではありません。
「見て見て、あのまじめな浩紀が!!あぁしてる!!」
浩紀くんは自らのアレを取り出し上下にスライドをし始めていました・・初めて見る男の子のマスターベーション、しかも浩紀くんの・・・。
画面を食い入るように四つん這いで見入るレナのショーツの股間にみるみるシミが出来ていきます・・・「あぁん浩紀・・・やっぱり男の子なのね。なんで私にはそんなコトしてくれなかったの・・・早く・・成りたい・・。」
レナの倒錯した欲情、そしてオスの本性を見せ始めた浩紀くんに私も股間がジュワジュワしてきます・・・
私がいるにもかかわらず四つん這いのままショーツを下ろすレナ、細い粘膜のように愛液がショーツのクロッチとあそこを繋いでいます・・・行為に落ちていくレナの後ろで私も同じく落ちて行きました・・。
コトが終わった私達と浩紀くん・・・レナと私が居る部屋はヘンな熱気に満ちていました。レナの提案でダメ押しで浩紀くんの携帯に電話することに・・
「小春?!どうしたの??」「ごめんね夜遅く。ちょっと支社でトラブルがあってね私今から向かわなくちゃならなくなったの。月曜まで顔出せないから一応言っとこうと思って」「そ、そう・・大変だねこんな時間にしかも土日まで仕事かい?」モニターの中では下半身裸の浩紀くんが村上茜さんの”被体”を背に話しています。
「ショウガナイよ仕事だもん・・・じゃ行ってくるね・・・」
レナの執念は壮絶です。
浩紀くんの側には大好きな村上茜さんの”被体”、そして土日で2日間休み、そして私は仕事で居ないことになっている・・・エサは完璧です。この状態で好奇心を抑えられる男の子っているんでしょうか・・・。
時計は午前3時を回っていました・・・ウトウトしている中「小春、見て!!」の声、モニターには全裸の浩紀くんが写っています。そして彼の前には入換機のカプセルがありシャッターが開いています、彼が入り込んでくるのを待っているようでした。
高ぶりは彼の股間が力強く示しています・・・強烈な性欲の前にすっかり理性を失っています・・・あぁ浩紀くん。
「小春!浩紀が完全にオスになってる。あいつも成ってみたいんだよ、女の子に!」浩紀くんが入換機の中に消えていきます。
「・・・う、うん、あっ入れ替わるわよ!」カプセルのショッターが閉じられた入換機は不気味な音とともに大きく揺れ始めます、そしてカプセルをつなぐ太いケーブルが淡く発光しています。
魂が転送されてる証拠です・・・浩紀くんが・・・女の子に入っていく・・。
「あぁあの浩紀が女の子に・・たまらない・・・」モニターを見入るレナ、彼女のショーツの股間は巨大なシミを作っていきます。
右のカプセルのシャッターが開き茜さんが出てきました・・・自らの身体を確認し恍惚とした表情をしながら鏡の前で立ちすくします・・・・・ほどなく女の子の大事な箇所に手を当てがい息をより荒くしていきます。
「あぁ茜さんになってる・・僕があぁ~」クチュクチュを味わい始める茜さんになった浩紀くんは理性をすっかり失っていました、あの冷静な彼とは思えません。
レナの”えさ”はそれだけではありません。彼女の提案で茜さんが着けそうな服やランジェリーをチョイス、清楚でありながらエッチなものを渡しておいたのです・・・それらも彼の倒錯した感情に火をつけています・・・。
茜さんの立体的な身体を魅力的に、そしていやらしく見せるブラとショーツを着け浩紀くんは茜さんの中で女の子に浸っていく。
私達のいる部屋には女の子になった彼の喘ぎ声と荒い息使いが響きます。封印が解けたような浩紀くんの変貌ぶりはレナと私を寝かすこと無く倒錯の世界に連れて行くのです・・・・・・。
後編へ続く・・・・
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