「みんな集まってちょうだい!!」

ホール内に西川さんの爽やかな声が響く。
部員の女子たちは僕の方を見ながら歓声を上げる。

「あっ!美咲部長、身体大丈夫なんですか?」
「インフルエンザで一週間位お休みって聞いて心配してたんですよ~」
なにも疑うことなく僕に話しかけてくる。

西川さんが気付かれないように僕に合図する・・・そ、そうだ。

「み、みんな心配かけて・・ごめんなさいね。身体の方はもう大丈夫・・・た、大会も近いわ、練習を再開してちょうだい!」
ホールに僕の可愛らしい声が響く、彼女に成りきってバレエ部員に指示を飛ばす
・・はぁ。

壁面に張り巡らされた鏡には西川さんの隣に間違いなく美咲さんがいた。
僕、本当に美咲さんに・・・・再び股間が湿っていく。

第二回

体育館の2F、多目的ホールはバレエ部の練習場所だ。
ここには特別な理由がない限り部員以外誰も来ない、男子の性欲に満ちた視線もここには届かない訳だ。

ずっと覗いてみたいと思っていた。
でもまさかこんな形で願いが叶うなんて・・・・

「わ、私は本調子じゃないから別メニューにさせてもらうから。い、いいわね。」
僕にバレエなんか出来るわけがない。
ホールの隅にある第二練習スペースに逃げ込んだ。

ここなら部員からは見えにくい。
フゥーとため息を付いて少しだけ安堵していた。

安心したのも束の間、壁一面の鏡が待ち構えていた。
バレエ姿の美咲さんは僕を再び倒錯の世界へといざなっていく。

「ゆ、美咲さん。」
何気なくバレエのポーズを取ってみる・・・まるで身体が自分のものじゃないみたいにスッと動く。
「なんだ・・・身体が自然に・・す、すごい」こ、この身体、ホントに美咲さんの身体なんだ・・・

試しに座位前屈をしてみる。
男の時と違って軽々と背筋を伸ばしたまま脚に重なるように曲がる。

スッと壁面のバーに掴まる。
そして片足で立ったまま背中をそらすようにもう一方の脚をスッと上げる・・・
はぁ・・・美咲さんの身体なんて柔らかいんだ。

壁面の鏡の中には男性では再現困難なほど柔軟なポーズを決めた美女がいる。
股間は激しく愛液を分泌し始めている・・・

ジュクジュク・・ウットリした感覚が止まらない。 

「はぁ、美咲さん・・・」
「ずいぶん楽しんでるわね。」西川さんがこちらを眺めながらニヤニヤしていた。

「そのポーズ、アラベスクっていうのよ。どうかしら、美咲としてバレエのポーズを決めるのは。」
「ねぇ、は、早く戻してよ・・・もう、いいでしょ。」

「あらホントに戻していいのかしら?あそこに染みができてるわよ・・・なに興奮してるの変態!」
「いや・・これは・・」
「戻してほしい人がハァハァしてるなんておかしいでしょ。」

「あっ西川さんズルい!私達も美咲さんと練習したいです~」
部員たちがザッと第二練習スペースになだれ込んできた。
「あらあなた達、美咲はまだ本調子には程遠いの。今日は私と2人で練習させてちょうだい。」
「イヤです~私達も美咲さんと!」
下級生の女子たちが僕に一斉に抱きついてくる。

はぁ・・・柔らかい。
バレエ姿の女子たちが僕の胸に顔を埋めてる・・・たまらない。
更に股間がジュワジュワしてくる。

しかしウットリする僕に西川さんの冷たい視線が突き刺さる。
凍りつくような冷淡な視線・・・

「ダ、ダメよ。私もみんなと練習したいわ、でもまだ本調子じゃないの。お、お願い練習に戻ってちょうだい。」
「明日は一緒に出来ますよね、美咲さん?」
「えぇ、も、もちろんよ・・・そ、そうだ、私がみんなの練習、見学させてもらうわ、それでいいでしょ?」
「本当ですか?じゃあこっちに!」

部員たちに手を引かれ壁際のベンチに導かれる。
西川さんと2人きりだと何をされるか分からない、ここに居るほうが安心かもしれない。

僕はベンチに腰を下ろした・・・

目の前ではプルプルした身体をバレエレオタードに包んだ女子たちがいた。
躍動する身体が素晴らしい。

はぁ・・こんな間近で見れるなんて、でも今の僕は・・・

壁面の鏡で自分の姿を確認する。
美咲さんが僕の動きを完全に追随してそこにいる・・・
当然だ、僕が美咲さんなのだから。
頬を上気させながら股間もジュワジュワさせていた。

「フフフ、随分余裕ね。今どういう状況か分かっているのかしら?」
西川さんが僕の横にスッと腰掛ける。

「ぼ、僕をどうするつもりなんだ・・」
「あら何で美咲が男言葉で喋ってるの?女言葉でしょ!!」
「ご・・・・ごめんなさい。」

女子たちの何人かがこちらに向かって手を振っている。
手を振ってそれに答えながらも重苦しい状況が続いていた・・・。

「私を・・どうするつもりなの・・」
「そうそう上手。ホントの美咲みたいでムカムカするわ、フフ。」
そう言いながらベンチの上にゴロンと横になる。
僕にひざ枕をさせ勝ち誇ったように目を閉じた・・・

部員たちは気にもせずニコニコしながらこちらを視ている。

 
「フフフ、私達が親友同士ってみんな思っているのよ、滑稽でしょ。」
「・・・私も、そう思ってたわ。」
豊かに突き上げる胸のせいで西川さんの顔はほとんど見えない・・・

「ねぇ、も、元に戻して・・西川さんなら出来るんでしょ?」
「亜衣子って呼びなさいよ!」

「ねぇお願い・・・あ、亜衣子。」

西川さんに気付かれないのをいいことに、横になった彼女の身体を凝視していた。
美咲さんにはかなわないまでもバレエレオタードをわがままに突き上げる胸が見事だ。
そこから下半身に向かって上下して最終的にのっペリ股間に向かって落ち込んだライン・・・はぁ
身体は美咲さんでも中身は性に興味津々の男子高校生だ・・・目が離せない。

西川さんはフッと僕の方に身体の向きを変えた・・ちょうど僕の股間を見据える感じに。

「ねぇ普段、美咲のどんな事想像してハァハァしてたの?聞きたいわ。」
「そ、そんなこと・・・・」

「お先に失礼します~」
「お、お疲れ様、またね。」部員たちが一人二人と帰り始めたようだ。
どうにか笑顔を作って手を振る。

「ふふ、なかなか板についてきたわね・・その調子。言いなさいよ、あなたの頭の中で美咲はどんなことされてるのかしら?どんなこと考えてシコシコしてるの?ねぇ・・」
「ふぁ!?あ、亜衣子、ち、ちょっと・・」
彼女の指がバレエレオタードに包まれた僕の股間を弄りはじめる。

人差し指で押したり離したり・・・股間からジワジワと味わったことのない気持ち良さが広がっていく。
「ねぇ・・・言いなさいよ。」
「はぁん・・・亜衣子。」頭を抱え未知の快感に耐える・・・

「あれ?美咲さん気分でも悪いんですか?」僕の様子に心配して1年生部員が声を掛けてくる・・・
彼女たちから西川さんの悪事はうまい具合に見えない。

「だ、大丈夫よ・・・」
「でも相変わらず仲がいいですね~西川さん美咲さんの膝枕で寝ちゃって。」
「はぁん・・・そ、そうね、ホントにしょうがないコ。あぁ・・・」

僕の股間では指が見事に動き回っていた・・・女性である西川さんはピッタリのポイントを的確に突いてくる。

「あぁ・・・」
「美咲さんの膝枕なんて羨ましいです~西川さん気持ち良さそう。」
「じ、じゃあ・・・こ、今度あなたもしてあげるわね・・・」

こ、股間が・・股間が。

明らかに愛液がショーツとバレエレオタードを貫通している・・・
身体は無意識に快感を求めて少し脚の間を広げていく、指を受け入れやすくするかのように。

「ね、ねぇ・・も、もう帰っていいのよ・・シャワー、もう空いてるんじゃない。はぁ・・」
我慢しても我慢しても声が漏れてしまう、はぁ・・喘ぎたい・・思いっきり喘いでイッてしまいたい・・・
クチュクチュと僕の股間から淫らな音か漏れている。

「美咲さん?ホントに大丈夫ですか?良かったら私、保健室へ付き添いますよ」
「あっ、ズルイ!私が付き添います~」
1年生部員が僕を覗き込むように近づいてくる・・・ダ、ダメェ・・・

その時、西川さんの口がニヤリとした。
その瞬間だった・・・指が的確に僕の大切な箇所を刺激してきたかと思うと全身に快感が駆け抜けた!!

「んっ・・・あぁ・・・ん」
・・・僕はイッた。

下級生部員の視ている前で・・・美咲さんとして・・・

「はぁん・・・大丈夫よ。ち、ちょっと亜衣子と話が・・したいの。ゴ、ゴメンね。」
エクスタシーでモウロウとする中、振り絞るように話した。

「分かりました、じゃあまた。失礼しま~す!」
キャッキャ言いながらホールから出ていく1年生部員たち。

ホールには2人以外誰もいなくなった・・・僕はフゥーっとため息を付く。

「気持ち良かった?」
「・・・な、なんてことするの。みんなの前でなんて・・・」
「みんなの前で何よ。まさかイッたんじゃないでしょうね?・・・信じられない」
「あ、あんなことされたら・・」
「あんなことされたら何よ?自分から脚を開いていたじゃない。美咲の身体でハァハァして変態ね。」

確かに・・僕は今でも引かない快感に股間をモジモジさせている。

つづく・・・

あとがき

ボクは基本ダーク系の作品が大好物なんです。
そういうわけで西川さんのようなキャラはホントによく登場します。

ダーク系ではキーになる人物、しかも女性の方が良いんです。

男性でこういうキャラはどうも残忍になりきれない~パンチが足りないというかやはり女性の魔性っぽい残酷なトコがいいのです。

そうそう、この作品は全5回を予定してますのであと3回・・・良かったら引き続きお付き合いください。

では。



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プリンセスプリンス~女体化王子リュートのエッチな冒険~

◆ ストーリー ◆

封印された魔王が復活したとの知らせが届いてから一ヶ月。
ラバル将軍率いる王国軍は魔王城へ突入するが、無事に帰還できた者はひとりもいなかった。

ティソニア王国の王子であり、剣の達人でもあるリュートは
心優しく民衆を大切にし、多くの人々から慕われていた。

残された希望である彼は、単独で魔王討伐へ向かうが
戦いの中、魔法の杖によって女の子の姿に変えられてしまう。

運良く逃げることはできたものの、女体化し本来の力を失ってしまったリュート王子。

しかし、それでも彼は諦めない。
女の身体を武器に敵を翻弄しながら、再び魔王城を目指し旅を続ける。

平和な世界を取り戻し、人々の笑顔を守るために!

◆ ゲームの内容 ◆

基本CG30枚(立ち絵含まず)、総CG約340枚。

【淫乱攻撃】
魔王の手により多くの兵士を失ってしまったため、賊が暴れまわるなど国内の治安は著しく悪化しています。
女の子になり弱体化しまったリュート王子は、女の肉体を利用し、敵を惑わし上手く立ち回り戦う必要があります。

・スカートめくり(敵の注意を引き、一定時間行動を封じる)
・オ○ンコ見せ(敵を前のめりにさせ、攻撃力を低下させる)
・ベロチュー手コキ(敵を疲れさせ、体力と防御力を奪う)
・フェラチオ(激しいフェラで敵を絶頂させ、体力を奪うと共にスピードを低下させる)
・パイズリ(体力を奪うと共に、攻撃の命中率を大幅に落とす)
・放尿(敵めがけておしっこを飛ばし混乱に陥れる)
・騎乗位(敵を朦朧とさせ、体力を奪うと共にスキルを封じる)
・アナルセックス(敵の体力を大幅に奪い、しばらく動けなくする)

戦闘中に使えるエロスキルは以上の8種類。
効果的に使用し、戦闘を優位に運びましょう!

【エッチイベント】
敗北エッチ、衛兵からのセクハラ、レイプ、売春、野外露出、オナニーなど。
一度見たエッチシーンは、メニュー内の回想部屋で何度でもご覧いただけます。

【衣装ダメージ】
戦闘中、リュートが着ている服が脱げてしまうことがあります。
まずはスカートが脱げ落ち、最後にはブラやパンティまでも!
衣装ダメージは、エッチ攻撃の際や立ち絵の表示の際にも反映されます。

【淫乱度】
旅の途中、エッチな行為をするごとに淫乱度が上がっていきます。
一定以上の数値になると、エロスキルを覚えたり、淫乱攻撃の際にリュートの表情が余裕の笑みに変わったり
衣装が乱れた状態で町をうろつくことができるようになります。

【システム】
メッセージスキップ、メッセージ枠消去、常時ダッシュ、音量調整、解像度640×480。

◆ お願い ◆
ご購入前に、体験版での動作確認をお願いいたします。
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本作品は、RPGツクールVX Aceにて制作しております。
ゲームの起動には、下記より無料でダウンロードできるランチタイムパッケージが必要です。
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