もう走ることは出来なくなっていた。 歩きずらい・・・そして男の時と比べて圧倒的に体力がないのだ・・。 俺は自分のアパートに向かっていた。 元の自分に会えば何かわかるはずだ・・・ただ自分はココにいるわけで本来の自分が存在しているのか、ドキドキしながら見慣れた街の路地を歩いていた。 大きな公務員住宅の向かいの小さなアパート、その二階に俺の部屋がある。 ドキドキしながら押したチャイムに反応はなかった。 室内に気配はない・・・ 「・・・届かない!?」 ドアの上にある電気メーターの上に隠した鍵。 ど・・・どうしよう・・。 |
ブーツを脱ぎドアノブに脚をかけ、なんとか鍵に届いた。 「な、なんだってこんな目に・・・」 俺の小さく細い手には見慣れた鍵が握られていた。 「おぉ・・俺の部屋だ。何も変わってない・・・。」 肝心の俺自身は、・・・やはりいないようだった。 「なにか手掛かりになるもの・・・ないかな・・。」 俺以外の人間がこの部屋を使った形跡がある・・・物を置く場所、パソコンのフォルダーの保存場所等が変わっているみたいだ。 「やはり・・・別人になった俺が・・いるのか??」 ・・・そうに違いない。 まりんが俺になってココで生活していたとしても・・・おかしくない・・・。 頭を抱える俺の身体に、強烈な女の子の生理現象が襲ってくる おしっこ、女の子として・・・おしっこ・・。 使い慣れたトイレの便座に恐る恐る腰を下ろす。 「パ、パンティ下ろす・・のか・・・だれだ!?」 「こ、これが俺、今の俺・・・。」 朝から学校でこうなってしまった原因を探ることに精いっぱいだった・・・変身した自分自身を気にしている暇がなかったのだ。 俺のおかしなスイッチが入っていくのを感じていた・・・ 胸の膨らみがプルプル突き上げている・・・結構大きい。 俺がヨダレを垂らしながら脱がしていた女子の下着を俺自身が履いているんだ。 ・・・これが・・・・”濡れる”っていう感覚!? 興奮してみっともなく勃起していたアレは今はない・・・代わりにノッペリした股間から女の子の生理現象を俺自身が引き起こし体感している・・・。 「パ、パンティ下ろさなくちゃ・・・。」 鏡は頬を赤らめ、戸惑いながらスカートの中に手を突っ込む女の子を写し続ける。 「あ、あぁ・・・俺・・・。」 あぁ・・・まずい。 何も見ないように天井を見つめつつ便座に座る。 俺はシャーッという音と共に強制的に女の子のおしっこを体験していた。 男の時とまるで違う!コントロールが効かない!! 以前と何も変わらない見慣れたトイレ・・・その中で俺だけが女の子に変貌し初めて体験するおしっこに震えていた。 思わず見下ろしてしまった身体は男の性欲をそそらずにはいられない見事な膨らみが揺れ、むっちりした下半身の脚の隙間・・・・そこからおしっこがとめどなく出続けている。 俺は未体験の生理現象とプルプルした身体の虜になっていた。 思わず胸に手を当て揉みしだき始める・・・。 俺は女の子として自分が発するシャーッというおしっこの音と、自らの声に包まれ倒錯した中にドップリ浸かっていた。 鏡は性をむさぼることに夢中になっている可愛い娘を写し続ける・・・。 |
「はぁはぁ・・んんっ。」 もう女の子のおしっこを終えた俺はその身体の中で上気し半ば呆然としていた。 ・・・ふ、拭かなくちゃ。 震える手で巻き取られたトイレットペーパーを股間にあてがう。 俺のアソコから未体験の感覚が広がっていく・・・ 「ハァハァッ・・・」 女の子の甘い吐息・・・性的興奮と共にあてがわれたトイレットペーパーが湿っていく。 気持ちイイ。これが女の子の・・・オナニー。 ・・・も、もう我慢できない。この身体で気持ち良くなりたい。 俺はさらなる快感を求め・・・落ちていった・・・。 「はぁはぁ・・・あぁん気持ちイイっ!・・・・・まりん、もっと気持ちよくなりたい!!」 「はぁぁぁん、いゃん・・オッパイプルプルして気持ちイイ・・・ダメェこんなことしちゃ・・。」 もう股間のトイレットペーパーは原形を留めていない。 指先に愛液を垂れ流す蕾が感じ取れる・・・・俺がいつもムシャブリついていたそれが、今は俺自身の股間にあるのだ。 「おぉん!!き、気持ちイイ!!ダッダメッ!!!」 |
「あぁん・・ハァハァ・・・もっと!!あぁん!!」 その気持ち良さに思わず首を左右に振りながら、女の子の喘ぎ声を上げ続ける俺。 もう一方の手はブラの中の胸をまさぐり、その感触と気持ちよさを俺に送り込んでくる! 「ふぁぁ、プルプルしてる!!」 ・・・・これが女の子の・・・・なんて気持ちイイん・・・・ そこに写る女の子は涎を垂らしながら息も絶え絶えだ。 胸をいやらしく揉みシダきアソコに指を高速で出し入れしている女の子・・・間違いなく今の俺なんだ!! 「あぁん!!まりん、逝っちゃう!!!あん、あぁ~ん!!」 目をむくような快感に包まれ・・・俺は女の子として逝った・・・・ ・・・シャーっ。 股間から再びおしっこが噴射されてる・・・ |
つづく・・・ |
あとがき
強制参加三回目です。 では。 |
オヤジ⇔優等女学生~取り替えて蹴落として~ | 復讐/俺を 社会に繋げた 唯一の理由(わけ)
とある時、とある場所で、疲れ果てた自らの命を絶とうとしていた。 ‘他人と入れ替われる秘薬’ 『まってろよ…‘横道梨乃’!!』 |