降りた駅のホームでも俺と世里香は視線を浴びていた。中には二度見するヤツもいる・・・あぁ男って。
上りエスカレーターでも同様、男の5割以上が俺のスカートを見上げている感じだ。

「フフフ、オスってバカでしょ?スカートの中身に必死になって、ハァハァ言ってね。」
「・・・・。」
「さっき電車内でハァハァしてたオスも、今あなたを見上げてる男たちも、今日のオナペットはあなたね。」

エスカレーターで世里香は僕の前に立ち、下から覗かれないようにしている。

「動かないでねぇ、わたしまでオナペットになりたくないから。」
俺をガードに利用して・・・その代わり俺は男たちの餌食になっていた。
俺は顔を赤らめ辱めに耐える。

「この駅はかなり地下深く作られてるからエスカレーターが長いのよ・・オスたち楽しいでしょうね~」

ゆっくりと感じるエスカレーターは、なかなか地上まで着つかない

「さぁ、こっちへいらっしゃい。どうしたの?股間モジモジさせて・・・フフフ。ちゃんと歩きなさいよ。」

地上に出てホッとしたのもつかの間、再びヒールで歩かなければならない。
女の子としての振る舞いを再び求められる・・・・。

しかし・・・・なんか股間が変だ。
濡れているだけじゃない・・なんかムラムラして切ない感じ。
それを見て毒気のある笑みを浮かべる世里香。

「あそこのランジェリーショップ入るわよ、あなたもそのままじゃ嫌でしょ?」

ショップ内でも世里香はテキパキしている。
「そういえばブラもちゃんと合ってなかったわね、両方買ってあげる。ちょっとお願い。」手早く店員を呼びよせる。

試着室でメジャーを胸にあてがわれバストが測られる。
「お客様、綺麗な胸ですわ・・羨ましい。」
「そうね。大きさも形も素敵だわ。」

Eカップ・・・男の俺でもかなり大きいのが分かる。
世里香は手早く悩ましいランジェリーを選び、会計を済ませる。

「試着室でお着替えになられます?」
「ありがとう、お借りしますね。」清々しいお嬢様のような対応をする世里香・・・
彼女の冷たさが際立って見える。

「さぁ早く、着替えてしまいなさい。」

世里香を外で待たせたまま着替える・・・
新しいパンティに脚を通し始めた時、いきなり世里香が入ってきた。

「な、なに!?」
「ねぇ、これ付けておきなさいよ。」
差し出されたのは生理用ナプキン!?

「こ、これって。」
「だって必要でしょ?さっきからオスたちに視られただけで、あそこジュワジュワさせてるんだから。」
「いや、こんなの、いらない・・わ。」
動揺して男言葉が出てきそうになった。

「またパンティすぐ濡れちゃうわ。付けておきなさい・・これだったら好きなだけハァハァできるわ。」
男の俺が・・ナプキン・・

「いや、そんなの必要ないよ・・・」世里香の表情が一瞬で変わる。
「そんなの必要ないわ、でしょ?あなたは女の子なんだから。感じやすい身体になって禁欲までしていたのよ、必要でしょ。」
「・・・。」
俺が承知していないにもかかわらず・・・世里香の手によって股間の下に広がるパンティにナプキンが装着されていく。

「あ・・あぁ・・。」
両サイドの羽を強固に固定して微笑む世里香・・・
「さぁいいわよ。パンティ上げて。」

顔を高揚させた俺の股間に、パンティがぴっちりと覆っていく・・・

「あぁ・・。」
俺は未知のナプキンの感覚に戸惑うだけだった。

ランジェリーショップを出て合コン会場へ向かう。
風が出てきて涼しくなってきた。

「すこし寒いかしら・・・」
不意に世里香が腕を組んできた。
「寒いんじゃない?パンティストッキングにミニスカなんて初体験なんだから。」

ほんとにそうだ。パンスト越しにもスースー感が強くなってきている。
「えぇ・・なんかスースーする。」股間を抑えつつつぶやく。
「あぁ、楽しいわ。オスを女の子にするのって。あなたの様子を見てるとわたしもナプキン付けておきたいくらいだわ。」
世里香はウットリした表情をしていた。
いったい彼女は何なんだろう・・・。
 
「名前何にしょうか?」
「えっ!?」
「あなたの名前よ、まだ決めてないでしょ?」

「おおっ、世里香ちゃん!」

合コン会場のイタリアンレストランは地下にあった。
階段を降りて店内に入ると忠をはじめ、お馴染みのメンバーが全員揃っていた。
もちろんこの中に黒田達也はいない・・・・。

大きなテーブルを10人程度で取り囲むようにして合コンは始まっていた。

「みんな紹介するわ、長瀬まゆちゃん。」
「はじめまして、まゆです。」
さっき世里香に付けられた名前だ。

忠たちの目の色が一瞬で変わった。
彼らとずっと合コンを共にしていた俺には痛いほど分かった・・・今日のターゲットは長瀬まゆ、つまり俺だと。

世里香以外の女子メンバーは冴えない子ばかりで、どう見ても世里香と俺が群を抜いて注目を集めている・・・。

「えっと・・・忠さんでしたっけ。」
「名前、覚えてくれたんだ。まゆちゃん大人っぽくて綺麗だね、大学生?」
「う、うん・・。」
忠の隣の席で、俺は困惑していた。コイツ・・・いつもこんなに胸を見てるのか?!

俺の膨らみを頻繁に見ている・・・性欲のかたまりのような視線。
はぁ・・・。
しかも世里香の策略でこいつらの餌食にならなくちゃならない。

(聞こえる?)

「えっ!?」
テーブルの対面の世里香がニヤッと笑いかけてくる。
ピアスから音が・・・こいつこんなことまで・・・。
俺は観念して静かに首を縦に振った。

ピアスから冷たい声が届く。
(オスたちをどんどんその気にさせるてみて、いいわね。)
「・・・。」

「まゆちゃんモテるでしょ!」
「えっ!?忠さんこそ素敵ですよ。なんかモテそう・・・。」
少し顔を赤らめる・・・あぁ、なにやってんだ、俺。
(いい感じよ。その調子。)

男を調子に乗せるのが、こんなに簡単だとは思わなかった・・・。
俺のまとったエロボディはフェロモンを撒き散らし、男たちのボルテージをみるみる上げていく・・・・。
いつの間にか忠の手は俺のフトモモの上に置かれている。
まさに発情しているオスだ。

はぁ・・・。

(ずいぶん上手ねぇ・・いいわぁ。)

その時、世里香がフォークを落とした。

「あっ、ごめんなさい。忠くん拾ってくれる?ソッチにいったみたいなの。」
「あぁ。」
忠がテーブルの下に消えると同時に世里香が囁きかけてくる。

(ねぇ、まゆちゃん、オスにサービスしてあげて。)
・・こ、こいつ。

俺は唇を噛み締めながら静かに脚を開いた・・・

テーブルの下でゴクリとつばを飲む音がした、気配で全てを察した世里香が笑みを浮かべていた。

(テーブルの下はどうなってるのかしらねぇ。あのオスあなたのパンティに釘づけよ!)

「忠くん、ごめんなさいね。おかしな所に落としちゃって。」
「だ、大丈夫・・・ち、ちょっと待ってね・・・。」

(ハハッ このオス、息が荒くなってる!あなたのパンティでビンビンね!)

あっまずい・・・下半身にまた変な感じが・・・。
(フフフ・・・)
俺の身体なんか変だ・・ あぁ・・・いやだ・・・濡れる。

忠に見られて興奮してる!?・・・世里香に貞操帯を付けられ禁欲させられたせいで、興奮状態がずっと続いてる感じだ。
俺、どうなるんだ・・・
そして忠の気配が俺の脚の間から漂ってくる感じが・・・・あぁっ見ないで!

「あっ、あったよ。世里香ちゃん。」
明らかに上気した忠が、テーブルの下から顔を出す。
「あぁ、ありがとう忠くん、ゴメン相当時間取らせちゃったわね・・・。」
「大丈夫だよ。」

そう言いながら腰掛けた忠の股間はビンビンに勃起していた・・・股間の生地がはち切れんばかりだ。

は、はぁぁ・・・
俺は思わず股間を押さえた・・・一気にジュワジュワが襲ってくる!
あぁ、こんなの・・・納得できない。

望まない身体の発情とそれに反する男の生理・・・でもそれがおびただしい倒錯感を連れてくる感じ。

あ、愛液がぁ・・・。

(どうしたの?ずいぶん楽しんでるみたいじゃない。)
「そ、そんな・・。」
ウットリした表情で俺を見つめる世里香。
(付けておいて良かったでしょ?ナプキン。)
お、俺の・・・ナ、ナプキンが・・タプタプになってる・・・・
そして世里香も下半身をモジモジさせている・・こいつ。

女の子にされて愛液でたっぷりのナプキンを装着している俺。
それを見てハァハァしてる世里香。
そして俺とセックスすることしか考えていない男たち。

倒錯した感覚が渦巻く異様な状態で、これからどうなるんだろう・・・。

つづく・・・

あとがき

自ら合コンを主催して女の子を襲っていた達也くん!
いよいよ今回は女の子として、それに参加させられます。

世里香は女の子になった達也をドンドン追い込んでいきます・・・なんか羨ましいような怖いような・・・。

これからはエッチ度が上がっていきます~

では。

女体化ドリンク ~顔面偏差値低値男

DMM
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■ あらすじ ■
彼女いない歴=年齢(35) 性別:♂
顔に極度のコンプレックス

――そんな彼はただ真面目に生きるしか出来なかった。
ある日、行きつけの風俗の店員に貰った栄養(?)ドリンク。

それを飲んだ翌朝、なぜか美しく若い女になっていた。

そしていきなり家に押しかけてきた風俗の店員――
さらに服を無理矢理脱がされて……

人生をやり直したかった人間の物語