僕は御山サーキットに併設されたレストランでバイトを始めた。
半年前のことだ。
一般客で混み合う時間以外はサーキットのスタッフたちもよく訪れる。
あっという間に顔見知りになり、彼らと軽口を言い合うようになった。
その中に僕達が気になるグループがあった。
レースクイーンの女の子たち・・・。
ここでバイトを始めたのもレースクイーン好きというのも大きかった。
いや、レースクイーンフェチというべきか・・・夜は彼女たちのDVDを見ていつもお世話になっていた。
僕達バイトにはには魅力的すぎるお姉さまたち・・・
もちろん刺激的なコスチュームで現れることはない、でも服の上からでも刺激的なボディラインがガンガン伝わってくる。
その中に別格のお姉さんがいた・・・水谷茜だ。
絶対的な存在感、とにかくスタイルがケタ違いだった。
彼女のDVDは何度も見たことがある、最初、生で見たときは思わず勃起してしまったものだ。
168cmの長身なのにキュートな顔つき、それでいて並外れたフェロモンが匂い立つようでたまらないのだ。
Eカップはあろう胸の膨らみと見事に丸みを帯びたヒップ、そこから伸びたスラリとした脚・・・・・
はぁ、なんてきれいなんだ。
「あら、おはよう賢一クン。今日もバイト?学校は大丈夫なの?」
「えぇ、もう内定もらってますからね、大丈夫!」
性格もとっても気さくで僕達バイトにも分け隔てなく声をかけてくれる。
バイトがオフの日に彼女とデートしている時ばったり会ったなんてこともあった。
その時も茜は彼女と意気投合、カフェで3人話し込んだりもした・・・・
それなのに・・・・
「へぇ・・怒った顔も可愛いんだ、私。」
「早く、早く戻せって!」
「まあまあ、静かにしなさいよ。こんなに可愛いのに。」
「あっ、あぁ!?」
不意に僕のミニスカめくられ、薄いブルーのパンティが!
「や、やめろよ!」慌ててミニスカを押さえる。
「フフフ、どうスカートめくりされた感覚は?入りたいんだったらどうぞ。」
こ、こいつ・・・しかもここは僕の部屋だぞ。
僕はヒールを乱暴に脱ぎ捨て、生まれ変わった身体で部屋に上がり込んだ。
そう、ここは僕の部屋だ・・・
でも身長が低くなったせいだろうか、見回した部屋は違う空間に感じてしまう。
「そんなことより早く戻してくれ。まさか現実にこんなことが起こるなんて・・・」
「まぁ、カッカしないの。どうせ賢一クンもレースクイーン好きなんでしょ?アソコでバイトしてる人って大体そうなのよ。私になれて嫌な気はしないんじゃない?」
「馬鹿なこと言うな!!」高く可愛らしい声は怒鳴っても全く迫力がない・・・
「まぁ今朝までは自分の部屋だったんだもの、くつろいで。あっ、でもその前に、さぁこっちこっち。」
壁に設置してある大きめの鏡に強制的に引っ張られる。
大きい・・・・見上げた自分にあらためて驚く。
僕ってこんなに大きかったんだ・・・今の自分より15cm近く高い茜、言い難い威圧感がある。
「さぁ、見てご覧なさい。素敵でしょ、どう見ても完璧に私。」
「・・・・。」
慌ててここまで走ってきたので、こんなにちゃんと自分の姿を確認するのは初めてだ。
「フフフ素敵。こんなにお互いが互いの身体に適合するなんて・・・」
「あ、あぁっ!?」
不意に後ろから覆いかぶさってきたかと思うと、僕のボディを堪能するかのように胸と股間に大きな手を伸ばしてきた。
「はぁ、柔らかぁい・・なんて手触りなの。男が私の身体に執着するのが分かる気がする・・・」
女体を熟知した動きで股間をこねくり回す、そしてその手がパンティの中に・・・。
「な、なにやってるんだ。早く身体を元に・・・はっ、ああん!!!」
不意に僕のアソコに中指がヌッと入ってきた。
「あら?どうしたのかしら、ずいぶん濡れてるみたい。あなた私になって興奮してるんじゃないでしょうね?」
「なっ、なに言ってんだ!さっき・・・電車の中で痴漢・・・」
「へぇ、なに、あなた痴漢にあってこんなに潤ませてるわけ?信じられない、私の身体で痴漢相手にハァハァしてきたの。」
「い、いや・・・あぁん!」
ポイントを知り尽くした指がスコスコ動き始める!
「なに私の身体でスリル味わってんのよ・・だから嫌なのよね、その身体。ホントに男たちの性欲処理用ボディって感じで。 」
「やっ、やめ・・ああっ、あん!」
「ほらぁほらぁ・・・私の極上のボディを与えられて何してるのかしらぁ」
「あぁぁん!」息絶え絶えの僕は着実に追い詰められていく。
「フフフ、可愛い喘ぎ声。私もちょっと男になってきたみたい、見て。」
股間部分が異様に膨らんでいる・・・・こ、こいつ変態だ・・・。
「はぁ、いい感じ。これが男の力強さなのね・・・これが今は私のもの・・。」
中指をクイッと曲げ僕の膣の、ある部分をこすり始める!
「おっ、おぉん!そ、そこはっ!!くわぁん!!」
「あなただって彼女のココ、攻めたことくらいあるんじゃない?Gスポット・・・・どう?狂いそうでしょ。」
「あぁん、あん、いやぁ・・」
鏡の中では男に支えられた極上の美女が、今にも崩れそうになっている。
股間に突っ込まれた腕がパンティに侵入し、いやらしく動き回っているのが分かる。
クチュクチュ粘液を弄ぶ音が部屋に響き、それとシンクロするように僕の淫らな声が響く・・・
変わり果てた自分を息つく暇もなく突きつけられる。
「ほらぁ見て。いやらしいでしょ、女のコの身体って。でもこれがあなたなのよ。」
「ち、ちがうぅ・・・こ、こんなの自分じゃない、こんなの。」
「あら、そう・・・これでも?」
「あっ、あっ、あっ、いや。」
パンティの膨らみが高速でうごめき、クチュクチュ音が激しくなる。
「あん、ひぅぅぅ、や、やめ・・あぁん!!」
「ほら、よくご覧なさい。どう見てもあなたでしょ?鏡の中で悶てるのは!」
「あぁ!そんなにされたらぁ!!」
く、くる・・・なに?これが・・・いやだ。
「認めなさいよ、さぁ。じゃないと止めないわよ、いいの!」
ヌプヌプと出入りする人差指と中指から全身に熱いものが広がる。
「だっだめ!!!止めて、早く、元に、はぁぁん!!!」
・・・僕はイッた。
と同時に四つん這いに崩れ落ちた。
少しずれたパンティのすき間から愛液が、糸を引きながら床へ伝っている。
「はぁはぁはぁ・・・」
「フフフ、女の快感って凄いでしょう?それに男と違ってもイッたからといって心地よさがすぐには引かない。でも私にとってはその身体は男に襲われる、狂わせるモノでしかなかったわ。・・・フフ、そうだ、なんならセックスでもする?」
「・・・・。」
「安心して嘘よ・・・」
「はぁはぁ・・・な、なんでこんなことするんだ・・・。」
僕は愛液を垂れ流しながら、なんとか喋り始めた。
「そうね。気になるわよねぇ・・・。」
どう見ても僕・・・いや、今は茜が入ってるんだ。
その彼女の表情が取り憑かれたような笑顔に変化する。
「でもなんか教えるとつまらないわね。説明しなくても今から分かるわ、今からねぇ。」
ピンポーン・・・その時チャイムが鳴った。
つづく・・・
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